年末は、予算・税制改正の時期です。今月5日には、今年度の補正予算を、そして24日には、来年度の予算案と税制改正を閣議決定しました。
補正予算は、当初予算とは別に、年度が始まってから生じた予期せぬ状況に、対応するための予算です。本年度の補正予算は、5兆5000億円。東日本大震災からの復旧・復興の加速に重点を置いて1兆9300億円を配分しました。そのなかで、除染の加速にも800億円を確保しました。 Continue reading
年末は、予算・税制改正の時期です。今月5日には、今年度の補正予算を、そして24日には、来年度の予算案と税制改正を閣議決定しました。
補正予算は、当初予算とは別に、年度が始まってから生じた予期せぬ状況に、対応するための予算です。本年度の補正予算は、5兆5000億円。東日本大震災からの復旧・復興の加速に重点を置いて1兆9300億円を配分しました。そのなかで、除染の加速にも800億円を確保しました。 Continue reading
先週・先々週と国会日程が目白押しでした。
東日本大震災復興特別委員会にての除染・中間貯蔵施設についての進捗報告、環境委員会にてCOP19の報告、そして本会議では、国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案、そして特定秘密保護法案の採決がありました。 Continue reading
11月11日から23日までポーランド・ワルシャワにて開催されていた、COP19に出席しました。
COP19に先立ち、安倍総理を本部長とする地球温暖化対策推進本部が開かれ、我が国の2020年度の温室効果ガス削減目標を、私が提案した通り「2005年度比で3.8%減とする」ことが了承されました。 Continue reading
環境省では2013年4月から、ふくしま復興サポーターという活動を続けています。
福島における環境省の仕事は除染と中間貯蔵施設の建設です。復興のために欠かせない仕事に、誇りと責任を持って全力で取り組んでいます。一方、除染を終えた地域では、地域の方々が団結し、再生や復興に向けた様々な取組が始まっています。地域の方々と、復興にむけて共に考え歩むために、環境省では省内の有志を募って現地に入り、日々の清掃やお祭等、復興に向けた取組をささやかですが応援してます。 Continue reading
平成25年10月10日「水銀に関する水俣条約」(the Minamata Convention on Mercury)が、140の国の代表の賛成を得て採択されました。この条約は水銀汚染による健康被害を防ぐための地球規模の取り組みです。輸出入による水銀の使い方を限定すること、水銀の大気・水・土壌への排出を減らすこと、水銀やその化合物、水銀廃棄物が環境に害を与えない様に管理すること、途上国への技術資金援助、等を定めています。
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南太平洋の島国、ツバルを訪問しました。
まずイタレリ総督とお会いしました。ツバル国王はイギリス王室が兼ねているため、総督はこの島国のシンボル的な存在です。気候変動の影響が世界中で最も大きいと言われるこの小さな島国で、日本の支援は非常に感謝されています。イタレリ総督からも、実際に日本の協力がどのようにこの国で活かされているか、しっかりと見て下さい、と言って頂きました。
地球温暖化を防ぐ観点から、化石燃料の使用をいかに抑えるかは、大変重要です。先週は都内で、重点的に省エネ問題に取り組みました。
省エネの第一歩はまず国民の皆様にご理解とご協力を頂くことです。そのため環境省では、「貞子ときっとク~ル計画」を推進しています。※貞子ときっとク~ル計画詳細はコチラ
また、もう一つ重要な事は自然環境を上手く利用することです。風力・水力・地熱・太陽光等、自然エネルギーを使って発電することも必要ですが、自然のエネルギーそのものを役立てることも大切な取り組みです。東京・京橋で、世界最先端の省エネビルを視察しました。 Continue reading
先週は、長崎県対馬でツシマヤマネコとの共存の取り組みを、大分県玖珠郡九重町では、日本最大の地熱発電所を視察しました。
対馬はツシマヤマネコのふるさと。ツシマヤマネコは現在地球上で対馬に100匹しかいない絶滅危惧種です。私達が積極的に保護していかなければ、ツシマヤマネコが地球上から消えてしまう日が来るかも知れません。自然環境を守っていくことは、手間や時間もかかり、短期的な利益に結びつきにくいものです。しかし長い目で見れば、人間にとっても大切です。 Continue reading
フィンランド・アイスランド・フランスの3カ国に行ってきました。
フィンランドではオンカロ放射能廃棄物最終処分場候補地の視察に行ってきました。世界的にも最終処分場の候補地が決まっている国はフィンランドとスウェーデンの二カ国しかありません。もちろん、処分場がなければ原発を廃炉にすることもできません。日本のエネルギー政策を考えていく上で、オンカロは大変重要な示唆を与えてくれる施設です。
アイスランドでは、ステファンソン駐日大使のお招きで、世界最大のヘトリスヘイジ地熱発電所、環境との調和を第一に作られたネシャヴァトレル地熱発電所を視察しました。実はアイスランドの地熱発電を支えているのは日本の技術です。日本とアイスランドは、自前の資源を持たない島国として共通の課題を沢山持っています。今回、アンナドッティル産業大臣、ヨーハンソン環境大臣、クリスチャンスドッティル内務大臣と会談し、お互いの経験や技術、ノウハウを共有し今後も協力していくことを確認しました。
フランスでは、マルタン環境大臣と会談しました。フランスは2015年のCOP21の議長国と目されており、環境に対するこれからの世界的な取り組みの鍵を握る立場にあります。マルタン環境大臣は、大臣に就任してから、初めて外国のお客様とお会いするが、それが日本の石原大臣で大変嬉しい、と歓迎してくれました。環境問題は決して一国だけで解決することはできません。日仏で協力して国際世論を先導し、地球温暖化防止に取り組んでいきたいと思います。
以上3カ国をまわり、帰国しました。詳しくはfacebookをご覧ください。