フィンランド・アイスランド・フランスの3カ国に行ってきました。
フィンランドではオンカロ放射能廃棄物最終処分場候補地の視察に行ってきました。世界的にも最終処分場の候補地が決まっている国はフィンランドとスウェーデンの二カ国しかありません。もちろん、処分場がなければ原発を廃炉にすることもできません。日本のエネルギー政策を考えていく上で、オンカロは大変重要な示唆を与えてくれる施設です。
アイスランドでは、ステファンソン駐日大使のお招きで、世界最大のヘトリスヘイジ地熱発電所、環境との調和を第一に作られたネシャヴァトレル地熱発電所を視察しました。実はアイスランドの地熱発電を支えているのは日本の技術です。日本とアイスランドは、自前の資源を持たない島国として共通の課題を沢山持っています。今回、アンナドッティル産業大臣、ヨーハンソン環境大臣、クリスチャンスドッティル内務大臣と会談し、お互いの経験や技術、ノウハウを共有し今後も協力していくことを確認しました。
フランスでは、マルタン環境大臣と会談しました。フランスは2015年のCOP21の議長国と目されており、環境に対するこれからの世界的な取り組みの鍵を握る立場にあります。マルタン環境大臣は、大臣に就任してから、初めて外国のお客様とお会いするが、それが日本の石原大臣で大変嬉しい、と歓迎してくれました。環境問題は決して一国だけで解決することはできません。日仏で協力して国際世論を先導し、地球温暖化防止に取り組んでいきたいと思います。
以上3カ国をまわり、帰国しました。詳しくはfacebookをご覧ください。