東京電力福島第一原子力発電所の事故から3年10カ月。県内でもいち早く除染を進めてきた伊達市。「伊達の力はだてじゃない」をキャッチフレーズに風評被害の払拭のため、安全安心な農産物の生産に取り組んできた。それを受けて「伊達市のこれからを考える座談会」が昨年12月19日、市内の産業伝承館内農家レストランで開かれ、石原伸晃環境相、浮島智子環境大臣政務官、仁志田市長をはじめ、地元関係者、仮置き場アートを制作した福島大学の学生らと意見を交わした。それに先立ち、石原氏と浮島氏が生産者宅や共選場を見学。環境省の有志25名が「復興サポーター」として出荷を手伝った。また、座談会終了後は浮島氏が仮置き場アートのこけら落としに参加した。
座談会出席者(※順不同)
◆伊達みらい農業協同組合 代表理事組合長
大橋信夫(おおはし のぶお)氏
◆伊達みらい農業協同組合 あんぽ柿生産部会 部会長
宍戸里司(ししど さとし)氏
◆産業伝承館農家レストラン 山舟生羽山生活改善グループ代表
秋葉 初子(あきは はつこ)氏
◆国立大学法人福島大学 人間発達文化学類スポーツ・芸術創造専攻
小野 雅紀子(おの まきこ)氏
◆国立大学法人福島大学 人間発達文化学類スポーツ・芸術創造専攻
小熊 智遥(おぐま ちはる)氏
◆国立大学法人福島大学 人間発達文化学類スポーツ・芸術創造専攻
加藤 桃子(かとう ももこ)氏
◆伊達市長
仁志田 昇司(にしだ しょうじ)氏
◆環境大臣
石原 伸晃(いしはら のぶてる)氏
◆環境大臣政務官
浮島智子(うきしま ともこ)氏
◆NP0法人持続可能な社会をつくる元気ネット理事長 ジャーナリスト・環境カウンセラー
【進行】崎田 裕子(さきた ゆうこ)氏
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