省エネへの取組み
地球温暖化を防ぐ観点から、化石燃料の使用をいかに抑えるかは、大変重要です。先週は都内で、重点的に省エネ問題に取り組みました。
省エネの第一歩はまず国民の皆様にご理解とご協力を頂くことです。そのため環境省では、「貞子ときっとク~ル計画」を推進しています。※貞子ときっとク~ル計画詳細はコチラ
また、もう一つ重要な事は自然環境を上手く利用することです。風力・水力・地熱・太陽光等、自然エネルギーを使って発電することも必要ですが、自然のエネルギーそのものを役立てることも大切な取り組みです。東京・京橋で、世界最先端の省エネビルを視察しました。 Continue reading
対馬ヤマネコ・八丁原地熱発電所訪問
先週は、長崎県対馬でツシマヤマネコとの共存の取り組みを、大分県玖珠郡九重町では、日本最大の地熱発電所を視察しました。
対馬はツシマヤマネコのふるさと。ツシマヤマネコは現在地球上で対馬に100匹しかいない絶滅危惧種です。私達が積極的に保護していかなければ、ツシマヤマネコが地球上から消えてしまう日が来るかも知れません。自然環境を守っていくことは、手間や時間もかかり、短期的な利益に結びつきにくいものです。しかし長い目で見れば、人間にとっても大切です。 Continue reading
平和への願い
欧州視察
フィンランド・アイスランド・フランスの3カ国に行ってきました。
フィンランドではオンカロ放射能廃棄物最終処分場候補地の視察に行ってきました。世界的にも最終処分場の候補地が決まっている国はフィンランドとスウェーデンの二カ国しかありません。もちろん、処分場がなければ原発を廃炉にすることもできません。日本のエネルギー政策を考えていく上で、オンカロは大変重要な示唆を与えてくれる施設です。
アイスランドでは、ステファンソン駐日大使のお招きで、世界最大のヘトリスヘイジ地熱発電所、環境との調和を第一に作られたネシャヴァトレル地熱発電所を視察しました。実はアイスランドの地熱発電を支えているのは日本の技術です。日本とアイスランドは、自前の資源を持たない島国として共通の課題を沢山持っています。今回、アンナドッティル産業大臣、ヨーハンソン環境大臣、クリスチャンスドッティル内務大臣と会談し、お互いの経験や技術、ノウハウを共有し今後も協力していくことを確認しました。
フランスでは、マルタン環境大臣と会談しました。フランスは2015年のCOP21の議長国と目されており、環境に対するこれからの世界的な取り組みの鍵を握る立場にあります。マルタン環境大臣は、大臣に就任してから、初めて外国のお客様とお会いするが、それが日本の石原大臣で大変嬉しい、と歓迎してくれました。環境問題は決して一国だけで解決することはできません。日仏で協力して国際世論を先導し、地球温暖化防止に取り組んでいきたいと思います。
以上3カ国をまわり、帰国しました。詳しくはfacebookをご覧ください。