官邸で、私が取りまとめ役となる「健康・医療戦略推進本部」を開催した。
従来の、厚労・文科・経産のタテ割りを排し、一元的な司令塔として医療分野の研究開発への支援を行う「日本医療研究開発機構」(AMED)が設置されて2年になる。
今回は、再生医療などの技術を用いた革新的な製品の開発状況について、研究者の先生方からご発表をいただいた。脊髄損傷で寝たきりの患者さんが、新たに開発中の再生医療技術を用いて自立歩行が可能となる。その様子が動画で紹介され、参加者からはどよめきの声も上がった。併せて、医薬品について、日本企業の海外進出を支援し、アジアにおける日本の医薬品産業のプレゼンスを高める方針も確認した。
「健康長寿社会の実現」に向けて、医療分野の研究開発と健康・医療分野の育成に一層取り組んでまいります。