2021新春

新年あけましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナ感染症との戦いに明け暮れた一年でした。戦いは一進一退を続け、まだまだ油断はできません。厳しい時、辛い時もあると思いますが、みんなで力を合わせ、心を一つに乗り切りましょう。

感染防止のため会社に出社せず、自宅勤務が増えるなど、社会のデジタル化とライフスタイルの変化が進んでいます。また、インターネットの世界は、超高速の5G時代を迎えました。「災い転じて福となす。」 私はこの変化を日本の将来に向けた、新たな一歩の始まりとしたいのです。  

24四時間いつでも、スマホで医師に相談できる遠隔医療。ペットの代わりに一人暮らしの高齢者を癒す家族ロボット。ネットとAIによる自宅学習。ロボット店員が働く無人レストランなど、新しい試みは日本だけでなく、世界中で始まっています。コロナ後の世界に向けて今から準備し、日本の高い技術力と人材を計画的に活用すれば、ピンチをチャンスに変えて、新たな時代を切り開くことができるはずです。

さて、本年2021年は、辛丑(かのと・うし)の年です。「辛」は「つらい」と読む事から分かるように痛みを表す漢字です。そして「丑」は植物の芽が固い種を突き破ろうとしている様子を表します。ですから、辛丑の年は、大きな痛みを伴うけれど、大きな希望が生まれる年になるのだそうです。

本年を「辛丑」の年にふさわしく、日本が新型コロナというかつてない痛みを克服し、新たなスタートをきる年にできるよう、全力を尽くしていく覚悟です。皆様の引き続いてのご指導を宜しくお願い致します。