Yearly Archives: 2013

三陸復興国立公園指定記念式典

3月26日にホームページにてお知らせした三陸復興国立公園の除幕式、記念式典が青森・八戸で行われました。

翌日には、「みちのく潮風トレイル」を実際に歩いてみました。潮風トレイルは、全長約700キロにおよぶ遊歩道で、今回開通したのはそのごく一部です。ウミネコの大群生地である樺島をスタートし、葦毛崎から変化に富んだ三陸の海岸線を経て、かつて沢山の馬が放牧されていた種差の天然芝生地まで歩きました。道中ゴミが全く落ちていないことには驚きました。ボランディアの皆さんの活動の賜物だと思います。

今後は、インフォメーションセンターなどを整備していく予定ですが、大切な自然や景観を損なわないためにも、地元の木材などを積極的に使っていくなどの工夫をしていくことが必要です。 大変気持ちの良い公園ですので、皆さんも是非訪れてみてください。

三陸復興国立公園指定記念式典の模様

三陸復興国立公園指定記念式典の模様

みちのく潮風トレイルを歩く

みちのく潮風トレイルを歩く

種差の天然芝生地での会見の模様

種差の天然芝生地での会見の模様

日本原燃株式会社視察

青森県六ヶ所村にある日本原燃株式会社を視察しました。低レベル放射性廃棄物埋設などをご案内いただき、埋設方法や安全管理について大変参考になるお話を聞きました。環境省では、環境への放射性物資の影響を厳しく調査しています。安全な環境を目指し、日々の研究や調査を積み上げ国民が安心して暮らせる環境を作り上げていきたいと思います。

建設状況を視察

建設状況を視察

施設内での一コマ

施設内での一コマ

第二回東アジア低炭素成長パートナーシップ対話

東アジア首脳会議に参加する18カ国の閣僚級が地球温暖化対策を話し合う第二回「東アジア低炭素成長パートナーシップ対話」が5月18日、昨年に引き続き都内で開催されました。今回は温室効果ガスの排出を抑えつつ経済成長する「低炭素成長」を実現する上での「技術」に焦点をあてて活発な議論が行われました。

キーワードは「二国間オフセット・クレジット」制度。途上国に、日本から太陽光発電や次世代型路面電車などの環境にやさしい技術を提供し、その結果途上国で削減できた二酸化炭素(CO2)を、日本の削減量にプラスするものです。 この制度を活用して、途上国が一気に低炭素社会に移行できるよう後押しします。来年度には具体的な都市を選定し、支援します。当初の支援額は100億円を想定しています。世界最大の温室効果ガス排出地域である東アジア地域において、これからも日本主導で低炭素成長の実現に向けた地域協力のための政策対話を続けていきます。

低炭素会議の模様

低炭素会議の模様

インドネシア共和国環境担当国務大臣と会談

インドネシア共和国のバルタザル・カンブアヤ環境担当国務大臣と会談しました。昨年末に署名した二国間の覚書に基づき、環境協力をさらに推進すること、そして、それを実現するための調査をインドネシア第二の都市であるスラバヤ市で実施していくことについて合意しました。これからは、従来のように工場やプラントごとにCO2を削減するのではなく、交通や上下水道、ゴミ処理など生活に身近な分野をパッケージにして、都市のCO2を「まるごと」削減することを提案します。また、二国間の環境政策対話を早期に実施することも確認しました。

インドネシア共和国環境担当国務大臣と会談

インドネシア共和国環境担当国務大臣と会談

ベトナム社会主義共和国天然資源環境大臣と会談

ベトナム社会主義共和国のグエン・ミン・クアン天然資源環境大臣と会談しました。ベトナム社会主義共和国最大の経済都市であるホーチミン市のCO2を「まるごと」削減するプロジェクトの調査を実施していくことで合意しました。また、二国間の環境協力の強化のため、環境協力全般に関する二国間の覚書を結ぶことになりました。

ベトナム社会主義共和国天然資源環境大臣と会談

ベトナム社会主義共和国天然資源環境大臣と会談

トルコ共和国環境都市計画大臣と会談

トルコ共和国のエルドアン・バイラクタル環境都市計画大臣と会談しました。 都市における環境問題については、都市計画の中に環境対策を総合的に取り込むことが重要であると「環境都市大臣」の肩書を持つバイラクタル大臣との間で意見が一致しました。

トルコ共和国環境都市計画大臣と会談

トルコ共和国環境都市計画大臣と会談

ラーシュ・ヴァリエ スウェーデン大使と対談

ラーシュ・ヴァリエ スウェーデン大使と雑誌の対談をしました。スウェーデンは環境保護への取り組みがとても進んでいる国です。私が特に注目しているのはバイオマス発電です。スウェーデンでは、森林を伐採した後の枝や、端材などを使って、熱と電気を作り出し、これで暖房をほぼ100%まかなっているそうです。ところで私が若いころ、六本木にスウェーデンセンターという建物がありました。北欧家具の展示などとともに、スウェーデン料理のレストランがあり、スモーガスボード(何だかわかりますか?)を食べに通いました。今回大使からは美味しいスウェーデン料理のお店を教えてもらったので、実際に行ってからレポートします。

ラーシュ・ヴァリエ スウェーデン大使と対談

ラーシュ・ヴァリエ スウェーデン大使と対談

エルマイラ大学の皆さん

ニューヨーク・エルマイラ大学の皆さんが訪ねてきてくれました。エルマイラ大学は私が大学生のころ一年間留学し、人間生態学を学んだ母校です。創立時から日本と深い結びつきがあり国際的な教育を重視しています。後輩達がそれぞれの夢に向かって努力している笑顔は、とても輝いていました。日本では、最近、海外へ留学する若者が少なくなっていますが、若いうちに色々な国と交流する体験はとても大事です。海外で勉強するということが人生の選択肢の一つになればいいですね。

エルマイラ大学の皆さん

エルマイラ大学の皆さん

春の叙勲

平成25年春の叙勲受章者の16名の方々おひとりおひとりに、心をこめて勲章をお渡ししました。晴れの日に、これまでのご業績に一区切りをつけ、新たな気持ちで再出発する。叙勲とは、そんな人生の「句読点」ではないかと思います。ただし、あくまでも「、」であって、「。」ではありません。これを機にますますご活躍ください!

受章者の皆様と

受章者の皆様と

勲章をお渡ししている模様

勲章をお渡ししている模様

ロペス大使

ロペス大使と

ロペス大使と

フィリピン共和国のマニュエル・ロペス駐日大使の公邸にお招きをうけました。
「外交は外務省」と思っている方も多いでしょうが、現在のように国際関係が複雑化している中、国と国をつなぐパイプが一本だけでは心配です。政党と政党、議員と議員など複数のパイプを持てば、たとえ国同士が気まずくなっても、別のチャンネルを通じて意思疎通できます。
幸い日本とフィリピンは、現在極めて友好的な関係にありますが、それでも議員外交は、我々政治家の重要な仕事のひとつです。