座長として、氏制度のあり方に関する検討ワーキングチームを開催し、論点整理を取りまとめました。
我が国の戸籍制度を大切にしこれを維持すること、家族を思う国民の気持ちを大切にし子どもに不利益が生じないよう十分配慮することを前提に、
氏を改めることによる不利益に関する国民の声や、時代の変化(婚姻後も仕事を続ける女性が大半となるなどの社会情勢の変化、家族形態の変化及び生活様式の多様化、国民意識の動向など)を受け止め、その不利益を解消し、
もって国民一人一人の活躍を推進するため、夫婦の氏に関する具体的な制度のあり方について、司法の判断も踏まえ、更なる検討を進めて参ります。