経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、我が国経済の課題と政策運営の基本的考え方について所信を申し述べます。
第二次安倍内閣発足後、我が国の名目GDPは44兆円、実質GDPは25兆円増加し、デフレではないという状況を創り出しました。雇用者数は200万人近く増加、失業率は4パーセント程度から3パーセント程度まで低下しました。また、賃上げについても三年連続で2パーセント以上となるなど、国民生活にとって最も大切な雇用・所得環境は大きく改善し、景気は緩やかな回復基調が続いています。 Continue reading