12月9日、TPP協定の承認と関連法案が国会で成立した。
今年の通常国会、臨時国会と2会期にわたり、総審議時間で130時間を超えるとされる国会審議で与野党の先生方から真摯なご議論をいただき、私もTPP担当大臣として誠実に答弁してきた。保護主義の連鎖を食い止める戦いは、まだ続くだろう。総理のリーダーシップの下で、今後とも、私自身も自由貿易の灯を守るべく、頑張っていきたい。
TPP参加の12カ国が、ニュージーランドに集い、協定文に署名、発効に向け、各国で国内手続きが始まる。
第190通常国会が閉会。
経団連・日本商工会議所・経済同友会・日本貿易会の経済4団体から、TPP早期承認の要請を受ける。
第191臨時国会が開会。
TPP協定の寄託国であるニュージーランドで、マクレー貿易大臣、イングリッシュ副首相と意見交換。
シンガポールで、ターマン副首相、リム貿易産業大臣とTPPについて会談。
マレーシアで、オンカティン第二国際貿易産業大臣とTPPについて会談。
ケネディ駐日米国大使の主催で、TPP関係国の在京大使との意見交換会を開催。
第192臨時国会が召集された。
TPP協定署名国のうち、9か国の大使等に官邸にお越し頂き、TPP協定及び関連法案が、我が国の国会にて承認・可決されたことをお伝えした。私から、各国の国内手続が進められ、TPP協定の早期発効に向け、さらには、TPPのルールが今後の通商交渉のモデルとなるべく、12か国で連携していくことを確認し、そのためにも、各大使のご協力をお願いした。