4月前半

4月前半は、今までの地道な取り組みが実を結びました。大変うれしく思っています。
小規模白書一つは、初めて小規模事業者に特化した白書が作成されたこと。ようやく原案ができました。
小規模事業者とは従業員5人以下(製造業は20人以下)の事業者。国内で334万者あり、国内事業者の87%を占めます。今まではもっと規模の大きな小企業と一緒に扱われており、その陰に隠れがちでした。この白書では小規模事業者を取巻く環境の分析や、具体的事業運営の事例も多く載せます。完成後、中小企業庁のサイト・ミラサポにもアップする予定です。行政はしっかりと現状を把握して小規模事業者にとって適確な支援策を打ち出すとともに、実際に事業をされている方々にも目を通して頂き、事業運営の参考にしていただきたいと考えています。

都市農業基本法もう一つは、都市農業振興基本法の成立です。これは10年かかりました。都市農業研究会が発足したのは2005年。当時は故亀井善之先生が会長、わたしは幹事長として取り組みを始めました。都市の農地は新鮮な農産物を都市に供給することはちろん、都市における貴重な緑、また都市の景観を形作る上でも欠かせません。防災の観点からも都市に残された貴重な空間です。また都市の住民にとってなじみの薄い農業体験を通じてのレクリエーションの場としての役割もあります。これから基本法に則り、細則を詰めていかなくてはなりません。年末には税制改正もあります。都市の農業を守り育てる、実効ある法律にしていきます。

また、統一地方選の前半戦が12日に終わりました。10の道県で知事選が行われましたが、自民党はすべてで勝利することができました。
村上英子後半戦は19日告示、26日が投票です。東京では区長選挙や区議会議員選挙が多く行われます。たとえば渋谷区。現区長の退任に伴い、自民党では、村上英子都議会議員が出馬を表明。村上さんは生まれも育ちも渋谷。また都議会で大活躍されてきました。村上さんなら、国と都と連携し、懸案の渋谷駅前の整備や2020年を見据えた競技場の整備をしっかりと進めてくれる。そして渋谷区をより住みやすく、訪れたくなる街にしてくれる、と確信しています。

景気回復、街づくり、教育再生など多くの課題に対し、国と地方が一体となって改革を進めるために統一地方選挙も自民党は必ず勝たなくてはなりません。東京都連会長として私も全力で取り組んでいきます。

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