2月後半は、国会では来年度予算案の審議に取り組んできました。
2月6日に今年度補正予算が成立しました。それから来年度予算を年度内に成立させるよう取り組んできましたが、総計70時間47分の審議を経て、2月28日、無事、来年度予算案が衆議院を通過しました。一般会計の総額は95兆8823億円。皆さんもご存じの通り、憲法の規定により、予算は参院に送られて後、30日以内で自然成立します。ですからこれで、予算が年度内に成立すると確定したことになります。

また、私が力を入れて取り組んできた懸案、福島の中間貯蔵施設建設と都市農業の振興に関しても、大きな前進がみられました。

2月12日、福島県の佐藤雄平知事が東京までいらっしゃり、中間貯蔵施設建設について、関係する自治体で相談し、作られた見直し案を提示されました。根本復興大臣・井上環境副大臣とともに受け取りました。地元の皆さんが前向きに考えられた案をいただけたことは大変大きな前進だと思います。しっかりと受けとめ、検討していきたいと思います。

都市農業の振興に関しては、2月27日、「都市農業に関する勉強会」が、自民党の政務調査会の中に発足しました。都市の農業は、食べものを作るだけでなく、貴重な緑地でもあり、防災の面からも重要です。そんな都市の農地を維持するため、私が会長を務める議員連盟の「都市農業研究会」では様々な検討を重ねてきました。今回、党の中に正式に勉強会が発足したことは大きな進展です。心強いメンバーと共に、あらためて都市農業の課題を整理し、対策を講じていきます。

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